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農地法改正の動向(3)

農地法改正の国会審議は、衆議院農林水産委員会にて週2回のペースで本格的な質疑が始まっています。
現在の審議の主なポイントは、次の3点です。
 ①基本理念(第1条)改正の趣旨
 ②農地の保全――転用規制強化と耕作放棄地対策
 ③株式会社の農地保有の可能性

審議の詳細は、次の順で早く確認することができます。
一番早いのが「衆議院国会中継」で映像と音声で詳細がわかります。
  
http://www.shugiintv.go.jp/jp/
2番目は「衆議院農林水産委員会ニュース」で概要がわかります。
  
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_rchome.htm
3番目は「衆議院農林水産委員会会議録」で詳細な文書の議事録です。
ただし、議事録作成に時間がかかるため、一週間以上後の発表です。
  
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm

国会中継を見ていると、独特の話し方をする石破農林水産大臣が、誠実に答弁しようとする姿も見られ、農地に対する愛着が感じられました。 
審議の行方が気になる方は、上記3点のいずれかにアクセスをしてみてください。

転用規制強化と農業委員会
農地法の改正案では、農地保全のために農地転用規制の強化を図っています。そして、転用規制強化のために、「農業委員会」の役割がより重要視されています。
そのため、4月14日(火)には農林水産委員会の審議の参考人として、全国農業会議所専務理事:松本広太氏が出席し、農地法改正【賛成】の立場で発言、その後質疑に答えています。

◆農業委員会の組織
 【市町村】 農業委員会 (行政機関)ほとんどの委員は選挙で選出される農業者
 【都道府県】 都道府県農業会議(法人) 「農業委員会」の会長が会議員の中心となっている
 【国】 全国農業会議所(法人) 全国を通じて1個団体
この「全国農業会議所」の専務理事が農林水産委員会の参考人として、出席しました。