厚生労働省は9月10日、2010年度の最低賃金時間額について地方最低賃金審議会の答申を公表しました。
全国加重平均額は730円となり、昨年度の713円より17円上昇しました。
全都道府県の上げ幅が10円を超えたのは初めてです。
厚生労働省は9月10日、2010年度の最低賃金時間額について地方最低賃金審議会の答申を公表しました。
全国加重平均額は730円となり、昨年度の713円より17円上昇しました。
全都道府県の上げ幅が10円を超えたのは初めてです。
最低賃金は、地方最低賃金審議会により答申された最低賃金額を目安に、都道府県の審議会で関係労使の協議を経て、10月中旬以降にも正式に適用される予定です。
最低賃金の上昇により、飲食業、小売業、農業、介護などの低賃金雇用により経営を成り立たせてきた中小零細事業所の収益が圧迫されることが懸念されます。
全国の地域別最低賃金時間額答申状況は、厚生労働省のホームページで確認ができます。ここでは、成和ビジネスコンサルティングにゆかりの深い地域を抜粋してご紹介します。
◆平成22年度地域別最低賃金時間額答申状況(抜粋)◆
都道府県名 | 答申最低賃金時間額 | 引上げ額 | 発効予定年月日 |
東京都 | 821円 | 30円 | 平成22年10月24日 |
愛知県 | 745円 | 13円 | 平成22年10月22日 |
岐阜県 | 706円 | 10円 | 平成22年10月17日 |