健康保険(政府管掌健康保険)は、これまで国が運営してきましたが、
10月1日に全国健康保険協会(愛称:協会けんぽ)が新設され、
協会が運営することとなりました。
おもな変更点をお知らせします。
◆ 手続き窓口が変わります。
健康保険の申請書や届出書は、これまですべてを社会保険事務所に提出していましたが、今後は社会保険事務所に提出するものと、協会に提出するものに分かれますので、ご注意下さい。
【協会に提出することになった書類】
・健康保険の給付手続きに関するもの
・任意継続に関するもの
・健康被保険者証に関するもの
ただし、しばらくの間、社会保険事務所にも協会けんぽの職員が常駐し受付が可能です。
なお、資格取得・喪失、被扶養者の異動、月額変更など一定の届出は、従来通り社会保険事務所に提出します。
◆ 被保険者証が切り替わります。
現在の被保険者証は、引き続き病院等で使用できますが、協会が発行する被保険者証に順次切り替えられます。
協会によると、年明け頃から順次事業主宛に新しい被保険者証が郵送され、古い被保険者証と交換することになるとのことです。