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中国では2025年1月より法定定年年齢が引き上げられることが決定しました。(以下、「2024年9月決定」とします。)法定定年年齢は、企業に雇用される従業員個人のみならず、従業員を雇用する企業にとっても労務管理上の重要なポイントとなります。今回は、2024年9月決定による定年年齢の引き上げ内容と、これによる企業への影響について概説します。
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中国現地法人や駐在員事務所の駐在員(以下、「中国駐在員」とします。)が、出張等の事情などにより一時的に中国から出国することがあります。中国駐在員が中国居住者であれば一部の国外源泉所得を除き、すべての所得に対して中国で課税を受けることになりますが、出張等の事情により中国を離れ日本に滞在している期間については、中国、日本両国において個人所得税(日本では「所得税」)の課税関係が複雑となります。今回は、一時出国する中国駐在者に対する中国側での個人所得税の課税上の留意点について概説します。
上海市では、毎年7月1日から会社従業員の社会保険及び住宅積立金基数が変更されることとされています。また、最低賃金の変更がある場合には、これに合わせて7月1日より適用されることになっています。今回は、7月1日から適用される2024年の上海市の最低賃金と、社会保険料及び住宅積立金の基数について説明します。
中国では、2020年1月より中華人民共和国外商投資法(以下、「外商投資法」とします。)が施行されていますが、これにより、それまで外商投資企業(以下、「外資企業」とします。)を規制してきたいわゆる外資三法が廃止され、外資企業に対しても全面的に中華人民共和国公司法(以下、「公司法」が適用されることとされています。今回は、外商投資法施行後の外資企業の法律上の位置づけについて簡単に整理します。
働き方改革が叫ばれる日本と同様、中国においても企業経営の前提として法令上従業員への付与が義務付けられている休暇・休日については、十分に把握されることが必要となります。今回は、中国の休暇・休日に関する中国の法令規定について改めて整理します。