2016年9月、国家外国専家局からの通知により、外国人の中国国内での就業にかかわる「外国人入境就業許可制度」及び「外国人専家来華工作許可制度」(以下、“旧制度”とします。)を統一し、『外国人来華工作許可制度』(以下、“新制度”とします。)とすることが発表されました。新制度は、中国国内での就業を許可する外国人をその属性に基づいてA類、B類、C類に区分し、この区分の条件を満たさない外国人の就業を認めない他、それぞれの区分について異なる基準により発行総数を制限することにより、政策的に中国国内で就業する外国人のレベルや総数のコントロールを可能とする点で旧制度とは大きく異なります。なお、新制度は、上海、北京、天津などにおける試験運用期間を経て2017年4月1日より全国で実施されることとされています。今回は、新制度の概要と注意事項について解説します。
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