中国の個人所得税では、2019年1月1日より総合所得年度課税制度が導入されています。総合所得の計算過程では基礎控除のほかに専項付加控除と呼ばれる7項目の各種所得控除が認められていますが、この専項付加控除とは別に、個人が年内に払い込まれた個人養老保険料について、年間の課税所得から控除される制度が2022年1月1日より開始されています。今回は、この個人養老保険控除について説明します。
詳細は以下のPDFファイルをご覧下さい。
HOME > 上海成和ビジネスコンサルティング新着情報
中国では、昨年12月に新型コロナウィルスの感染拡大に対する各種規制が緩和され、2023年をアフターコロナ元年ととらえた経済の回復、発展が期待されているところです。しかしながら、これまでの新型コロナウィルスの感染拡大に対する各種規制やその他の要因により経済活動が低迷しており、特に小規模零細企業に対して非常に大きな影響を及ぼしています。そのため、政府としても小規模零細企業の負担軽減を目的として、社会保険料一部免除や減額のほか、各種の優遇税制による措置がとられてきました。これらの措置の一部は2022年以降も実施されることとされていますが、今回は2023年に適用される小規模企業に対する優遇税制について整理します。
詳細は以下のPDFファイルをご覧下さい。