2021年も年末が近づいてきました。中国では企業の会計年度は原則として1月1日~12月31日とされていることから、中国現地法人の会計処理においても年末は重要な時期となります。また、税務の側面においても、個人所得税(居住者の総合所得に対する個人所得税)、企業所得税では、納税年度を暦年(1月1日~12月31日)としていることから、やはり年末は重要な時期となります。今回は、年末を迎えるにあたっての個人所得税(以下では、居住者に対する総合所得に限定して説明します。)、企業所得税に関する留意点を説明します。
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