国内・国際税務、農業の会計・税務コンサルティングを行う税理士法人 成和。

　2009年4月17日（土）に「外国子会社配当金益金不算入(非課税)制度」セミナーを開催いたします。

　平成21年度税制改正も成立（2009年4月1日）し、厳しい経済環境のなか新年度がスタートしました。今年度の税制改正は事業承継税制の創設や住宅ローン減税（住宅借入金等特別控除）の拡充、農地の納税猶予制度の拡充等が注目される中、とりわけ大きな改正として話題を集めているのが「外国子会社配当金益金不算入（非課税）制度」です。

外国子会社からの配当金について、わが国がこれまで貫いてきた「全世界所得課税」＋「外国税額控除」という大原則により課税所得とされてきた取扱いが、この改正によりその原則が「国外所得免除方式」といった、いわば"欧州型”へと転換を果たすことによって、当該配当金が益金不算入（非課税）とされることが注目されている理由です。

この注目される「外国子会社配当金益金不算入（非課税）制度」についてのセミナーを、十六銀行上海駐在員事務所様主催（第13回　十六銀行中国ビジネスセミナー）にて開催いたします。このセミナーでは平成21年税制改正による「外国子会社配当金益金不算入制度」の概要と併せて、弊社上海事務所（上海成和ﾋﾞｼﾞﾈｽｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ有限公司）より、中国において2008年1月に改正された企業所得税法による「配当課税に関する免税制度の移行措置」の概要もテーマに取り上げ、海外子会社からの配当金をめぐる日本と中国の取扱を同時に理解いただきます。

皆様のご参加をお待ちしております。 

セミナーの詳細は下記のPDFファイルをご覧ください